トラック用のアンテナステーの構造
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2018年03月16日 (金)
弊社で製作しているトラック用のアンテナステーですが、よく聞かれる90度、60度の違いとは?
アンテナを装着した時に地面に対して垂直に上がるのが90度タイプ。
地面に対して斜めに上がるのが60度タイプ。
なぜ2種類あるのか?
アンテナを装着し無線で送受信時電波の指向性が無いのが90度。四方八方(どの向きからも)からの電波をキャッチ、送信できる利点があります。
しかし受信感度がさほど良くないのが欠点です。
一方60度は斜めに傾いている為傾いている方向に指向性がのび電波のキャッチ、送信が寄り遠くまでとどく利点があります。
より遠くの方との無線が可能になります。しかし一定方向しか電波の送受信が出来ず、故意に向きを変える必要があります。
もうひとつは斜めに上げることで地上高を低くできトンネルなど限られた高さの走行が可能になります。
またアンテナステーには特にマッチングなど取れる取れないはさほど関係ないようです。マッチング(SWR)を調整するにはアンテナの長さで調整
する方法くらいしかありません。
基本的にステンボルト、鉄ボルトなどどちらを使用しても変わらないようです。
ちょっとした豆知識でした。
と言うのも私個人的に学生の頃無線に請っていたとき、アンテナ(八木、ヘリカル)や無線機など自作していました。
よくオーストラリアの方と交信していたものです。